同志社大学附属 同志社国際学院初等部

DIAESの教育

バイリンガル教育
Bilingual Education

すべての子どもたちにとって、
素晴らしい英語学習環境を


DIA初等部で英語の果たす役割は、とても重要です。子どもたちは、言語としての英語を学ぶにとどまりません。英語という言語(ツール)を使って学習を進めているのです。子どもたちは授業の中で様々なスキルを英語で身につけ、ものごとの概念理解を深めます。さらには実践活動をふまえ、学習への態度や知識、教科内容を学ぶため、単に英語を学んでいるというわけではないのです。

私たちは世界共通言語とされている英語を大切に考えています。DIA初等部のバイリンガル教育は、子どもたちが将来世界をリードする際に必要となる力を育てています。DIA初等部では半分以上の授業が英語で実施されており、子どもたちは世界中からやってきた先生たちと授業を通じて出会い、学びます。このような学習環境はDIA初等部でしか得ることができません。

DIA初等部ならではの教育環境は、英語の学習を始める子どもたちにも、また幼少期から英語を学んできた子どもたちにも、どちらにとっても素晴らしいと言えます。まず、低学年ではスピーキングやリスニング、リーディング、ライティング、フォニックス(音声と綴りの関係性)といった英語の基本技能を身につけることを目指します。さらに高学年では、身につけた英語を使って説明をしたり、調べたり、比較したりと、探究のあらゆる場面で会話力を高めながら、様々な分野のトピックや各教科の内容を英語で学習します。また、DIA初等部では「Oxford International English」や「Raz-Plus」、「Science A-Z」、「Mathletics」といったバラエティに富んだ教材も活用しています。

What role does English play
in students’ lives at DIAES?


Students at our school learn more than just the English language, students at DIAES learn through the English language. This means that students acquire skills, develop understandings of concepts, demonstrate attitudes, gain knowledge, learn subject matter, and develop in ways that are not purely linguistic.

Our school recognizes the importance of English as a global language, and believes that the fostering of bilingualism is critical for our students’ ability to play a leading role in the world’s future. More than half of all classes are taught in English, and students have the unique experience of meeting and studying with teachers from around the world.

DIAES provides a learning environment that is suitable for children that are either beginning or continuing their study of English. In lower elementary, the aims are to develop and extend on students’ basic English language skills in speaking, listening, reading, writing and phonics. In upper elementary, students use spoken English within the Unit of Inquiry to explain, inquire and compare. Students are also taught in English about a range of topics and subjects such as art, music and P.E. A variety of resources are used which include, Oxford International English, Raz-Plus, Science A-Z, and Mathletics.

バイリンガル教育で得た経験

学年はパンフレット掲載当時のものです。

STUDENTS’ VOICE

海外の助けを必要としている人に
手を差し伸べたい

6年生

中村 ゆずさん

英語の歌が大好きです。今までは歌詞の意味が分からないことも多かったのですが、英語の授業で難しい単語に触れるうちに、理解できる部分が増えていきました。エキシビションで選んだトピックは「盲導犬」です。あまり知らないという人にも理解してもらえるプレゼンテーションにしたいと思い、盲導犬の周囲にいる人が注意すべき点なども詳しく調べて、分かりやすいように動作を交えながら発表を行いました。将来は、DIA初等部で身につけた英語力や思いやりの心を活かしたいと考えています。これからも英語力を磨き続けること、人に対するやさしさを忘れずに行動することを心掛け、いつか海外で、困っている人に手を差し伸べるような活動や仕事に携わりたいです。

人前で話すことに対する苦手意識を克服。
発表を楽しめるまでになりました

6年生

溝尾 陽さん

編入した当時、大勢の前で発言することが苦手だった私でしたが、クリスマスページェントでベストを尽くせたことが印象に残っています。その経験から4年生と6年生のスポーツデーでは、応援団長を務め大きな声でチームを盛り上げました。英語の授業を通しての大きな変化は、英語を使って調べたり、説明したりすることを楽しむ姿勢が身についたことです。自然災害についての発表では、粘土を使って竜巻による被害を受けた現場を再現しました。そうした中で芽生えたのが、様々な言語や文化について学びたいという思い。学びのプロセスの中で、世界中の人々の心を豊かにできるような発想力、行動力を養い、社会に貢献していきたいと思っています。

PARENT’S VOICE

自ら考え、調べ、意見を出し合う中で、
自然と、真の多様性が身につく環境です

保護者

黒木 孝浩さん アヤさん

DIA初等部の一番の魅力は、英語を学びながら「多様性を身につけられる」点にあると思っています。ネイティブの先生方は、「答えは1つではない。いろいろな表現方法がある」と教えてくださるそうです。しっかりと考えて意見を出し合うという、多様性を身につける上で最適なコミュニケーションを促してくださっていると感じます。エキシビションに向けて、英語で難しい説明をするための準備を進める様子からは、考える力や表現力が備わっていることを窺い知ることができました。娘にとってDIA初等部は「思ったことを皆と共有して楽しく学べるところ」とのこと。6年間を振り返り、そうした中で自然と成長できる場所なのだと、改めて実感しています。

英語ランゲージサポート

公平に授業が受けられるよう
“ランゲージサポート”を実施


DIA初等部に通う子どもたちが育ってきた環境や言語背景は、バラエティーに富んでいます。海外生活を体験した子どもたちをはじめ、インターナショナル幼稚園で学んだ子どもたち、日本の一般幼稚園からきた子どもたちと様々です。本校は、充実したランゲージサポートプログラムを展開し、子どもたちの入学前の言語背景にかかわらず、英語での授業全てを段階的に理解できるようにしています。ランゲージサポートは平等ではなく、公平な授業を行うというコンセプトのもとに実施しているものです。それぞれが基本的な力を身につけ、授業についていくことができるようになった時点でサポートは終了します。

ランゲージサポートが必要かどうかの判定については、入学後に子どもたちの英語力を測る各種診断テストを利用して行います。ランゲージサポートは、リーディングやフォニックス、サイトワードの評価をもとに進めます。1年生の入学の時点で英語の学習経験がない子どもたちは、英語の読み書きや授業でよく使われる単語や言い回しを1、2年かけて習得します。ランゲージサポートが必要と判断された場合は、教員とともに、子どもたち一人ひとりの学習方法と到達目標を設定し、自主的に学ぶ力が身につけられるようにサポートを行います。

English Language Support based on the
concept of equity, not equality


Students at DIAES come from a variety of backgrounds and experiences.

Some students have lived or have travelled overseas.

Some students come from Japanese-speaking kindergartens, and some from English-speaking kindergartens.

The Language Support programme at DIAES has been developed so that student’s (regardless of their background) can gradually access all curriculums taught in English at DIAES.

Language Support is provided to students based on the concept of equity, not equality. A child is provided with Language Support until they acquire the minimum skills needed to access mainstream learning (classes).

When students begin Year 1 at DIAES their English skills are assessed using a variety of diagnostic tools (tests). For example, students are assessed for reading, phonics, and sight words. Based on these assessments, students may be recommended as needing Language Support. However, for children entering our school in Grade 1 who have no prior English learning experience, it is generally expected that they will develop English literacy, classroom language, and vocabulary that allows them the minimum skills needed to access mainstream learning within 1-2 years.

When a student, based on assessment, is identified as needing language support, a set of strategies and achievable targets are developed by the teachers. Students are helped to develop appropriate skills to support their own learning.

ピアソン英語ベンチマーク・
ヤングラーナーズ・テスト(EBYL)とは?


6~14歳の児童生徒対象の、タブレットを使った楽しくインタラクティブでわかりやすいアクティビティを通じ、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングを測るものです。
児童の英語の理解をGlobal Scale of English (GSE)及びCommon European Framework of Reference (CEFR)を指標に示したレポートが渡されます。

What is the Pearson English Benchmark
Young Learners Test (EBYL)?


Measures speaking, listening, reading, and writing, through fun and interactive tablet-based activities that are intuitive for students aged 6-14.
Reports students’ proficiency on the Global Scale of English (GSE) and Common European Framework of Reference (CEFR).

DIAではEBYLをどう活用しているの?

DIAでは、児童のほとんどが6年生の終わりまでにレベル6のEBYLを修了し、CEFR B1レベルに到達することを目標としています。このレベルでは、海外旅行中に起こりうるほとんどの状況に対処でき、明確で標準的な要点を理解できる自立した英語の使用者と見なされます。

How will DIA use the EBYL?

DIA’s goal is for most of our students to successfully complete Level 6 EBYL by the end of Grade 6, which places them in CEFR B1 range. Students in the CEFR B1 range are considered independent users of English who can understand the main points of clear standard input and can deal with most situations likely to arise whilst travelling abroad.

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